参加・熟議型エネルギー教育プログラム(2015年〜2021年度)
長期的エネルギー選択、脱低炭素社会への変革は、非常に多くの要素が絡んでいます。私達はこの難題に真剣に向き合い、多様な選択肢の中から答えを導き出さなければなりません。ここに未来社会の主役の若者たちの積極的参加が何よりも重要です。
こうした中、研究者・実務者の有志は、上智大学を核としてチームを形成し、2013年度から、若者たちを対象とした参加・熟議型エネルギー教育プログラム「次世代エネルギーワークショップ」を開発し、全国の学生を対象として、30年後のエネルギー選択をテーマとしたワークショップを実施してきました。2015年度からは、上智大学地球環境研究所が三井物産環境基金の採択を受け、「若者達による熟慮と対話の場の創設―30年後のエネルギー選択―」事業として実施して参りました。
この度、3年間の三井物産環境基金活動の助成事業は終了しましたが、当研究所は、その取組の実績やノウハウを継承し全国の大学生・大学院生の参加による「次世代エネルギーワークショップ(学生編)」を引き続き推進するとともに、大学・高専の教育課程や地域社会での活用など、多様な参加者、多様なニーズに応えるワークショップの開発と実践を進めて参ります。
■重点事業「エネルギーワークショップ」について
環境政策対話研究所では、様々な地域で参加型エネルギー教育プログラム「エネルギーワークショップ」を行っています。
エネルギーワークショップは、参加者が基礎情報を共有し、討議を重ね、熟慮し、自分の意見を見出していく過程のなかでエネルギー問題についての知識を身につけ、考える力や討議する力を育てていく問題解決型教育プログラムです。
■次世代エネルギーワークショップ広報資料
有効な人材育成プログラムとして、2013年に開発がスタートした次世代エネルギーワークショップは、年々進化(深化)しております。その過程について、広報資料としてまとめましたので、ご参照ください。(2021年1月現在)
次世代エネルギーワークショップ広報資料 (2.18MB)
■事業実績(詳細は赤字リンク先をご参照ください)
2021年度(第7期)
・2022年1月11日・1月25日・2月15日:次世代エネルギーワークショップ(若手社会人編)
2020年度(第6期)
・2021年1月11日・1月30日・2月20日:次世代エネルギーワークショップ(若手社会人編)
2019年度(第5期)
・2020年1月31日・2月1日:次世代エネルギーワークショップ(若手社会人編)
・2019年11月16日・17日:次世代エネルギーワークショップ(学生編・名古屋会場)
・2019年9月3日・4日:次世代エネルギーワークショップ(学生編・東京会場)
2018年度(第4期)
・2019年2月1日・2日:次世代エネルギーワークショップ(若手社会人編)
・2018年7月28日:次世代エネルギーワークショップ総括シンポジウム
2017年度(第3期)
・2018年2月22日:次世代エネルギーワークショップ(学生編)
・2018年1月31日:次世代エネルギーワークショップ(若手社会人編)
・2017年9月21日・22日:金沢大学集中講義
・2017年8月17日~9月7日:神戸大学集中講義
・2017年5月27日~6月18日:北海道大学集中講義「次世代のエネルギー選択を考える」
・2017年11月11日・12月2日:「低炭素都市づくり・エネルギーワークショップ in 川崎」
2016年度(第2期)
・2017年2月24日・25日:次世代エネルギーワークショップ(東京)
・2016年12月16日・17日:次世代エネルギーワークショップ(名古屋)
・2016年7月16日:講演会「2050年に向けてエネルギー・環境戦略を考える」
2015年度(第1期)
・2016年2月18・19日:次世代エネルギーワークショップ(東京)
・ワークショップ報告書「エネルギーワークショップ~30年後のエネルギー選択を考える」