高校・高専生向けワークショップ

■脱炭素社会を拓く高校生・高専生向けプログラムの開発・普及研究会

 高等専門学校・高等学校の教育課程への参加・熟議型エネルギー教育プログラムの応用・適用について 次世代エネルギーワークショップの経験・ノウハウを高校生・高等専門学校生の「主体的・対話的で 深い学び」に活用すべく、プログラムを再構成して普及を図るプロジェクトを、研究者や関連機関等と連 携の上、立ち上げ実施いたしました。 

 

2022年度

 

pdf 2022年度次世代エネルギーワークショップ(高校・高専編)報告書.pdf (3.06MB)

 

2021年度

 

pdf 2021年度次世代エネルギーワークショップ(高校・高専)報告書.pdf (3.19MB)

 

脱炭素社会を拓く高校生・高専生向けプログラムの開発・普及研究会の開催(Online)

 

■開催状況・第1回研究会2021年11月25日・第2回研究会2022年3月15日

(1)筑波大学付属坂戸高校での実施 

・実施スケジュール 通年授業(月曜日の1-2限・各回実質90分)の中で、2020年10月~2021年1 月の12回実施 

・参加人数38名(3年生一般選択「エネルギー資源と環境」)

・実施方法 集合対面型で授業として実施。専門家の遠隔参加に限り Zoom を使用 

(2)立命館慶祥高校での実施 

・実施スケジュール 2020年10月~12月 

・参加人数 全31名 立命館慶祥高校16名 他の高校(5校)から15名参加

・実施方法(JST 事業としての独立プロジェクト) Online と対面式の併用 

・教員研修・・・10月28日(木) 

・事前学習・・・10月 19,20 日:専門家によるオンライン講義(慶祥高校) 学外参加者は、講義の動画の視聴と自習 

・質疑応答・・・12 月 3 日:オンラインにて実施 

・ワークショップ・・・12 月 10 日(土)午後、11 日(日)一日、18 日(土)午後

(3)鹿児島高専での実施 

・実施スケジュール2020年12月~2021年1月

・参加人数 40名 

・実施方法 2021年12月に受講生にテキストを配付。参加者は各自これを読んで、感想と質問を冬学期開始時に提出。1月20日の授業の中で専門家による解説と応答を実施。

【高校生・高専生向けテキストブックの作成】

 2020年度の実施結果を踏まえて内容の見直しを行うため7月にプロジェクトチームを編成し、10月上旬に本文52ページ・資料22ページの新たなテキストを発行しました。 改訂版では、エネルギーをめぐる状況の大きな変化に対応すべく、脱炭素転換を重要な要素として位置付けました。

■「脱炭素社会のエネルギーを考える<高校生・高専生向けテキスト>」 2021年10月1日発行

 

2020年度

 

pdf 2020年度次世代エネルギーワークショップ(高校・高専編)報告書.pdf (2.98MB)

 

脱炭素社会を拓く高校生・高専生向けプログラムの開発・普及研究会の開催(Online)

 

■開催状況 

・第1回研究会2020年7月28日

・第2回研究会2020年9月29日

・第3回研究会 2021年3月10日 

(1)筑波大学付属坂戸高校での実施

・開催スケジュール 2020年10月~2021年1月、月曜日の1-2限を8回実施 

・参加人数 37名(3年生一般選択「エネルギー資源と環境」)

・実施方法 集合対面型で授業として実施。専門家の遠隔参加に限り Zoom を使用 

(2)立命館慶祥高校での実施 

 ・開催スケジュール 2020年11月~12月、土曜日午後3日+日曜日1日で実施 

 ・参加人数 立命館慶祥21名、他校から17名参加 

 ・実施方法(JST事業としての独立プロジェクト) Online と対面式の併用で実施

   コロナ状況の悪化でほぼ全面 Online化

(3)福島高専での実施

  ・開催スケジュール 2020年12月~2021年1月、土曜日2回+グループ討議3回 

  ・参加人数 福島高専 61名、他の高専 3名 

  ・実施方法 授業(3年生選択・集中講義「廃炉と社会」)として実施。

  高専のTeamsを活用。グループ討議及びシミュレーションは学生主導での実施方式を採用。 

【高校生・高専生向けテキストブックの作成】

 これまで使用してきたテキスト「情報資料集」をベースに、高等学校や高等専門学校で学ぶ若い世代の人たちに、基礎的な知識や関連する幅広い分野の最新データを、分かり易く提供することを目的に作成しました。

 

2019年度

  高等学校の教育課程への参加・熟議型エネルギー教育プログラムの応用・適用に向け準備開始し、2020年度より、高等学校の教育課程に本プログラムを応用適用する活動を展開するための予備を進めました。事業として、高校教育関係者、候補となる高校との意見交換等を行い、この活動を展開するための外部資金の確保に向けて取組を実施しました。

 

2018年度

 高専の教育課程への「次世代エネルギーワークショップ」の応用活用のためのプログラム開発、松江高専、都山高専及び鹿児島高専の3高専において、参加熟議型エネルギー教育プログラムを 適用した講義が行われ、当研究所として必要な支援活動を実施しました。

(1)松江高専・津山高専において合同の講義の実施 

・専攻科(20,21 歳)の約30名が受講

2018年12月5日・・・松江高専にて座学(基礎情報の提供)

2018年12月6日・・・津山高専にて座学(基礎情報の提供)

2018年12月19日・・・松江高専において、津山高専とので合同の集中講義の実施 

(2)鹿児島高専において講義の実施

 ・本科 5 年生(19,20 歳)15 名が受講

2018年12月14日、2019 年1月16日に集中講義 

(3)2018年8月22日、名古屋大学において開催された平成30年度全国高専フォーラムにおいて、

「高等専門学校における参加・熟議型エネルギー教育プログラムの適用可能性の検証」について報告・発表しました。  

 

2017年度

高専の教育課程への「次世代エネルギーワークショップ」の応用活用のためのプログラム開発を進め、実施しました。

 

2017年12月14日 :TV 会議方式を用いた専門家によるレクチャー、

2018年1月10日・11日:津山高専・松江高専/専攻科生 30 名

2018年1月20日:福島高専/本科生 21 名 

 

 高専の教育課程への参加・熟議型エネルギー教育プログラムの導入の可能性について、国立高専 機構、全国数校の高専の教員、エネルギー、気候変動の専門家等からなる検討チームを設置し、検討し、プログラムの開発とモデル校での実践を行いました。

 モデル校としては、本科3年(17,8歳)を対象 とした福島高専と専攻科2年(21,22歳)を対象とした津山高専・松江高専を取り上げて、それぞれの年齢の違いに着目したプログラム開発を行いました。 終了後、高専関係者との事後評価会議を実施し、今後高専の教育課程にこのプログラムを普及促進していくための課題を洗い出し、さらなる本格的なプログラム開発の実証型研究を追求していく必要性を確認しました。