環境問題に関わる政策対話推進~円卓会議「炭素中立トランジションを考える」~

■円卓会議「炭素中立トランジションを考える」  

【趣旨】

 パリ協定は、今世紀中の炭素中立社会へのトランジション(移行)を求めています。社会経済の構造、エネルギー需給の構造、都市空間等、全ての分野における脱炭素が必要であり、2030年間という長期戦略の下、技術、制度、資金の流れ、人の意識を、幾多の障壁を克服して、変革に着手していく必要があります。障壁には、産業構造の激変、雇用問題等も含まれます。ここにおいて、全ステークホルダー(SH)の脱炭素への自律的取組とSH間の参加・対話・協働が必須であると考えます。

 今秋、当研究所では欧州調査を実施し、炭素中立トランジションへの挑戦とSHによる先駆的な参加・協働の取組の実態を把握してきました。本円卓会議においては、この調査結果を報告するとともに、日本における炭素中立トランジションへのSH対話・SH間の協働(第5次環境基本計画では「パートナーシップ」)の推進のあり方について、参加者間で率直な意見交換を行います。

【日時】:2019128日(月)10001700 

【場所】:川崎市産業振興会館(川崎市駅より徒歩7分) 

【実施主体】

主催:(一社)環境政策対話研究所

共催:(公財)地球環境戦略研究機関

後援:環境省、川崎市